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iPad版のPhotoshopで「できること」と「できないこと」 違いについて解説

画像編集や加工においてお馴染みでもあるAdobeのPhotoshop

PC版では非常に多くの便利な機能が備わっており、基本的にはなんでもできるソフトに仕上がっていますが、2022年現在のiPad版のPhotoshopは機能がいくつか絞られています。

直感的な操作ができるiPadなので、本来はPhotosopで自由自在に編集していきたいところなので残念です。

そこで今回はiPad版のPhotoshopで「できること」と「できないこと」をそれぞれ紹介していきます。

‎Adobe Photoshop
‎Adobe Photoshop
開発者: Adobe Inc.
金額: 無料+

iPad向けPhotoshop

iPad版のPhotoshopは2019年11月4にリリースと、実はまだ最近出たばかり。機能が絞られているだけではなく、従来のアプリよりもUIが大きく異なっています。

こちらがPC版のUI

こちらがiPad版のUI

ぱっと見でわかるようにPC版は機能のアイコンが多く表示されており、画面いっぱいに詰まっている感じがしますよね。それに比べiPad版は非常にシンプルな構成となっており、機能よりも使いやすさを重視している印象を受けます。

タブレットに特化しているため、クラウドドキュメントへのアクセスやPC版PhotoshopのPSDファイルの操作も可能となっています。さらにはApple Pencilを使うことで、レイヤーマスクやズーム・バンなど直感的な操作が行えるのも特徴として挙げられます。

iPad版Photoshopでできること

まずiPad版Photoshopでできることをざっくりと載せてみます。

  • レイヤーマスク
  • レイヤー操作
  • レタッチ機能
  • 選択ツール
  • ブラシ
  • 切り抜き
  • 回転
  • テキスト入力
  • 修正ツール
  • フィルター
  • PC版Photoshopとのデータ連携

PC版でも基本機能と呼ばれる機能はそのままの感覚で使うことができますが、ひとつ踏み込んだ操作をしたい方には物足りないラインナップとなっています。

iPad版Photoshopでできないこと

PC版ではできるけど、iPad版ではできないものは以下となっています。

  • ペンツールでの範囲選択
  • スマートオブジェクト
  • マスクでの細かい範囲指定
  • 長方形ツール

あくまで私が使いながら気になった点なので、探せばこれ以上にあると思います。

特に最後にあげた長方形ツールはブログのアイキャッチやYouTubeのサムネイル作成でも多く使う機能なので、iPadで使えないのは本当に残念です。

あとはペンツールにしてもマスクにしてもせっかくのタブレットなのに、細かく編集できないのももったいないです。Apple pencilでグリグリと操作できる日が来るといいですね。

Photoshopの価格

アプリ自体は無料なのですが、Photoshopを使うには費用が発生します。

最も安くて月額1,078円のフォトプラン

Photoshopにも加え、写真編集ツールのAdobe Lightroomと20GBのクラウドストレージが付いてきます。これから始めるという方はこのフォトプランで問題ないでしょう。

最後に

今回はiPad版のPhotoshopで「できること」と「できないこと」を紹介してみました。簡単な編集や加工ならiPad版でできるけど、創作や複雑なレタッチ作業の場合はやはりPC版を使うことになるでしょう。

iPadで編集作業を完結したい方には「Affinity Photo」という最高のアプリもあるので、後日紹介しますね。

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